今回は、悩んでいる方が多い「猫背」の改善方法について紹介していきます。
猫背は見た目が悪いだけでなく、
- *肩こり・頭痛・ストレートネック
- *腰痛
- *自律神経の乱れ
- *運動機能の低下
- *内蔵機能の低下
- *息がしにくいなどの呼吸機能の低下
などの不調に陥る可能性が大いにあります。
目次
動画
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猫背の最大の原因とは?
猫背になってしまう原因は色々ありますが、私が考える最大の要因は筋力不足ということです。
現代人は、スマホ・PCを長時間使用する機会が多く、
- *腕を前に出す
- *顔は下を向く
姿勢で、普段なにも意識していない人は、自動的に目的地は「猫背」へと終着してしまいます。
小学生でもパソコンの授業があったり、スマホで動画を見たり塾へ通ったり、10年20年前と比べても生活スタイルが変わってきていて、小さい子どもの姿勢も危険に晒されています。
【楽な姿勢=筋肉を使っていない】
姿勢を正す際は主に脊柱起立筋という筋肉が収縮し、骨盤を起こして猫背にならないように背骨は真っすぐを保ちます。
しかし、長時間同じ姿勢をキープするのは疲れてしまうので、いつの間にか骨盤を後ろへ倒し背骨を丸め、筋肉を使わない楽な姿勢をしてしまいます。。
この筋肉を使わない姿勢こそが、猫背になる大きな要因と考えます。
ストレッチでは猫背は治らない?
巷には多くの猫背を治すストレッチ法があり、行うとスッキリして気持ちが良いものです。
しかし、上記の通り筋肉をストレッチしただけでは一時的に伸びて柔らかくはなりますが、その良い状態をキープする筋肉がないと根本的には猫背は治りません。。
ストレッチと筋力をつけるとより効果的なので、簡単なトレーニングを併用することをお勧めします。
猫背はバンザイで治る
では、どこでも出来る簡単なトレーニングを紹介します。
それは・・・
バンザイです!
(あっ最初から答えが出てましたね。。)
猫背になった状態で1度、両手を挙げてみて下さい。
通常時と比べてどうでしょうか?
挙げにくくないですか?
絵のセンスはここでは無視して下さい。。
姿勢が悪くなると、色んな場所で運動制限が出てきてしまい、肩こりや五十肩の原因なります。
【バンザイの方法】
①
壁に背中合わせになり、踵・お尻・肩甲骨・頭を壁につけましょう。
これだけでも辛いあなたはもはや猫です。
②
①の状態をキープしたまま、腕を挙げ手の甲を壁につけましょう。
この際、胸を前方に突き出すようにします。
*腕〜肩周りが硬く辛かったら肘を曲げても構いません。(なるべく肘は壁につけるように)
背中の筋肉使ってるぅ〜
ってなってますか?
③
②の状態をキープしたまま、5〜10回深呼吸をしましょう。
より胸が張る感じがしますので、これを朝・昼・夜行うことで、筋肉を刺激すると同時に背骨を真っすぐする姿勢を身体が覚えてくれます。
簡単に出来ますが、地味に辛いので良いトレーニングになりますので、デスクワークや運転・スマホをよく使う方は是非チャレンジして下さい!