椎間板ヘルニア後の麻痺した神経のリハビリ
腰椎椎間板ヘルニアで手術をされ麻痺が残り、足首に力が入らない方に豊岡市内より来院して頂きました。
痛みが悪化しているのに我慢をし続けられ、遂に自立歩行が出来なくなり救急車で病院に運ばれたそうです。。😢
足首の運動神経が麻痺してしまうと、背屈運動(爪先を上に挙げる動き)が出来なくなり、爪先が「ダラ〜ん」と下がってしまい歩行の際に膝をいつも以上に挙げないとつまづいて転倒しやすくなります。
えっ?
手術をしたのに麻痺が残るの?
と思っちゃいますよね。。
手術によって神経を圧迫してた部分が除去されると痛みや痺れ・麻痺は改善されますが、長期間痛みを我慢していると神経と組織が癒着しやすくなり、摘出の際に神経を損傷してしまうことが稀にあるそうです。
必ずしもでないので安心して下さい。
(放置は良くないんですね。虫歯のように。)
手術後の「脱力・痺れ・麻痺」などは時間とともに改善していきます。
- 生活に支障はあるが、麻痺が改善するのを気長に待つ。
- 生活に支障はあるので、最短で麻痺を改善させたい。
人によって様々ですが、来院された方は後者だったので1日も早くスムーズに歩けてた時に戻れるようサポートさせて頂くことになりました。
鍼やお灸や整体を患部や反応点にし、歩行は足だけで行う訳ではなく全身の運動連鎖によって行うので全身の調整もさせて頂きました。
施術後は僅かですが、背屈の動きが出来ておられご本人様も喜ばれていました。
しばらく経過観察させてもらいます。