春先になって気温の変化が大きい日が続いたせいか、腰痛・腰部椎間板ヘルニア・坐骨神経痛の方々がよく来院されています。
東洋医学で春は「芽吹く時期」で、冬場に眠っていた症状が出やすいと言われます。
寒い冬の時期ということで身体を動かすことが少なくなり、暖かくなり身体を急に動かすようになると身体が上手く適応せずに「疲れ・痛み」が出やすくなるので、このような季節の変わり目は体調の変化に注意が必要になります。
そこで、今回は座ったままでも出来る坐骨神経痛に効果的なツボを使ったケア方法を紹介していきます。
坐骨神経は、脊髄から左右に木の根のように細かく枝分かれして、足の末端部分まで走行する神経です。
癒着・圧迫される部分によって、「痛み・痺れ」など症状の出る場所は変わります。
ツボ
今回、使用するツボは足の太陽膀胱経にある「殷門(いんもん)」というツボです。
あっ、申し遅れてましたが私は鍼灸師でして、一般の方よりちょっとだけツボには詳しいです。。
膀胱経は67つのツボで構成され、目から始まり背骨の横を通り足の小指に終わる経絡なので、腰痛などの症状にもよく使用されるツボです。
探し方
殷門は太ももの後ろのほぼ中央に位置し、イスに座ったままだと両手の中指を合わせてコリコリした部分が殷門になります。
筋肉でいうと、大腿二頭筋・半腱様筋の間です。
ケア方法
動画で詳しく説明していますので、よろしくお願いします!