運命を分けた1日。

2017年03月07日

腰痛の専門家ですが、

 

腰痛関連の記事をまったく書いていない青田です。

 

おいおい書いていきます。

 

 

今日は、

 

運命を分けた1日の話。

 

 

私は、2011年4月から1年間、ドイツで生活をしていました。

 

 

友達の自転車でのヨーロッパ旅行の体験談を聞いて

 

「自分もしたい!」

 

ということで、自転車を買って知り合いから寝袋やガスコンロを借りたりしました。

 

 

目指すは滞在していたベルリン〜スペイン・バルセロナ。

 

 

3月4日、出発日。

 

 

見知らぬ土地で、1人でテントも立てたことのない男が

 

今後の旅の不安に急に怖気づいて

 

1日を自室で過ごしてしまいました。。

 

 

3月5日。

 

どうしても踏ん切りがつかずに、昼過ぎまで自室にいました。

 

天井をボーッと眺めながら。

 

ようやく、重い腰を上げて出発したのは夕方でした。

 

良くも悪くもこの日が運命の日になってしまいました。

 

 

初めての野宿。

 

どこにテントを張っていいのかも分からない。

 

とにかく人のいない所へ。

 

 

2日目でタイヤがパンクする。

 

 

知らないおじさん、ペーターとの出会い。

 

1泊2日を共に自転車をこぎ、共に寝る。

 

コーヒーを奢るがすぐにこぼし、もう1杯せがまれるが拒んだ。

 

 

夜中に雨に降られズブ濡れになる。

 

寝袋が乾かず、次の日は濡れたままの寝袋でバス停で寝るも

 

寒すぎて寝れない。

 

 

出発から18日目。

 

 

フランスのスーパーで買い物中、自転車をパクられ

 

警察に行くも、フランス語など分かるはずがないので話にならず

 

電車でベルリンに帰るというオチ。

 

 

一見、悲劇しかありませんが

 

お金で買えない価値がありましたし、

 

自転車がパクられ予定より早く、ベルリンに帰ってなかったら

 

奥で口を開けてスヤスヤ寝てる妻とも出会っていませんでした。

 

 

1日出発が遅れてなかったら、きっと出会ってません。

 

 

【教訓】

早かれ遅かれ、

 

今起きた事象が、マイナスなことだったにせよ

 

事象とともに植えられた種は、のちに目を開く。

 

失敗してもまず、アクションを起こして種を植えないと

 

花は咲かない。

 

 

今日起きた災難は

 

後の幸運に繋がっているかもしれないので

 

顔を上げて前を見ましょという

 

実体験の話でした。

 

明日も良い1日でありますように。

 

 

 

 

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